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~ 自作PC奮闘記 ~
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さてさて、前回は、「サーバ編 チューナー設定の巻」をお送りしました☆
今回は、第三弾「予約録画設定の巻 前編」をお送りしますよっ>ω<b

ではでは、早速いってみましょ~☆

拍手[3回]



<EDCB>
録画&録画予約ソフトである、「EDCB」の設定を紹介します☆
このソフトは、手動で番組や時間を指定して録画したりできます。また、番組名や番組内容に予め登録したキーワードにヒットすると自動的に予約登録し、録画することができるのですよっ><b
ちなみに、このソフトの正式名称は、「EpgDataCap_Bon」です。


【EDCBをダウンロード】
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/friioup/upload.cgi?search=EpgDataCap_Bon&send=99999


EDCB_ダウンロード






ダウンロードサイトに飛んだら、以下のファイルを適当なフォルダにタウンロードする。

【ファイル名】
up1021.zip(EpgDataCap_Bon(人柱版9.46)
※ 2010/06/21現在


ファイルを落としてきたら、適当なフォルダに解凍しましょうっ☆
ここでは、例として下記のフォルダに解凍します。(別の場所で解凍→コピーでもOK)


【解凍先フォルダ例】
D:\PT2\EDCB


また、コピーしたフォルダ内に「Driver」というフォルダがあるけど、その中にある、2つのDLLはFriio用のものです。そのため、PT2用にカスタムする場合は、不要なので削除しましょう。

参考の為に、画像を載せておきます。
削除ファイルはこちらっ

EDCB_Friio用












<BonDriver_Spinel>
次に、Spinel用のクライアントドライバである、「BonDriver_Spinel」を設定しますよっ☆
これは、EDCBからPT2にアクセスするには、「サーバ編 チューナー設定の巻」で設定したSpinelを経由する為、EDCBに「BonDriver_Spinel」を読み込ませる必要があるのです><


【BonDriver_Spinelをダウンロード】
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/upload.cgi?search=BonDriver_Spinel&send=99999


BonDriver_Spinel_ダウンロード







【ファイル名】
up0162.zip(Spinel ver3.1.3.0 + BonDriver_Spinel ver3.1.3.0
※ 2010/06/21現在


ファイルを落としてきたら、適当なフォルダに解凍しましょうっ☆
ここでは、例として下記のフォルダに解凍します。
解凍すると、「Spinel3」と「BonDriver_Spinel3」というフォルダが出てきます。
そのうち、「BonDriver_Spinel3」フォルダ内にある、以下の2つのファイルだけをコピーします。


この画像では、上2つがそのファイルになります。

BonDriver_Spinel_必要なもの




【コピーするファイル】
① BonDriver_Spinel.dll
② BonDriver_Spinel.dll.ini


【コピー先】
 D:\PT2\EDCB\BonDriver


コピーはこんな感じですよっ☆
右下が解凍した方のフォルダで、左上がコピー先になります><

BonDriver_Spinel_コピー











また、このアーカイバには、先に記載したように、「Spinel3」というフォルダも含まれています。
しかし、このSpinelはバージョンが古い為、使用しないようにしてくださいねっ☆


コピーし終わったら、「サーバ編 チューナー設定の巻」の「BonDriver_PT-ST」設定時と同様に、ファイルのリネームと複製を行います。


【リネーム&複製手順】
① BonDriver_Spinel.dll  →
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll にリネーム

② ①でリネームしたファイルをコピー  →
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll にリネーム

③ BonDriver_Spinel.dll.ini  →
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini にリネーム

④ ③でリネームしたファイルをコピー  →
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini にリネーム

⑤ ここまでにリネーム&複製したファイルを全てコピー

⑥ ⑤でコピーした全てのファイルについて、「PT-Tx」を「PT-Tx」にリネームします。
※ xは0もしくは1を示します。


以上の作業を全て終わらせると、こうなりますので、参考にしてみてくださいね><b


BonDriver_Spinel_リネームと複製結果









【BonDriver_Spinelの動作設定】
上記で作成した以下の4つのINIファイルについて、それぞれ一部修正しなくてはなりません。

【INIファイル】
① BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini
② BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini
③ BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini
④ BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini


【修正箇所】
デフォルトのままだと、チューナーへのパスが通っていないので、そのパスの設定を変更します。
内容は、以下のように記載されていますので、すぐに分かると思いますよっ><b

; 要求するチューナのパスを指定します。
; Spinelのチューナ名に表示されているパスを指定して下さい。
; 指定できるのは1つのパスのみです。
; 書式:[DeviceName]/[DeviceNo]/[Terra|Satellite|Both]/[TunerNo]
;TunerPath = "HDUS/0/Terra/0"
TunerPath = "PT1/0/Terra/0"
;TunerPath = "PT1/0/Satellite/0"
;TunerPath = "PT1/0/Terra/1"
;TunerPath = "PT1/0/Satellite/1"
;TunerPath = "FriioWhite/0/Terra/0"
;TunerPath = "FriioBlack/0/Satellite/0"


このINIファイルの1文字目に「;(セミコロン)」が記載されていますよね?
これは、その行はコメント行として扱われ、プログラムでは処理されません。
上記の設定の場合、チューナーのパスは「TunerPath = "PT1/0/Terra/0"」となります。

つまり、

TunerPath = "PT1/0/Terra/0"

の所だけを以下のように修正します。


BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini  →  TunerPath = "PT/0/Terra/0"
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini  →  TunerPath = "PT/0/Terra/1"
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini  →  TunerPath = "PT/0/Satellite/0"
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini  →  TunerPath = "PT/0/Satellite/1"


これだけでは分かりにくいと思うので、ファイル名「BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini」を例として記載します。


~ 設定例 ~

; 要求するチューナのパスを指定します。
; Spinelのチューナ名に表示されているパスを指定して下さい。
; 指定できるのは1つのパスのみです。
; 書式:[DeviceName]/[DeviceNo]/[Terra|Satellite|Both]/[TunerNo]
;TunerPath = "HDUS/0/Terra/0"
TunerPath = "PT/0/Terra/0"
;TunerPath = "PT1/0/Satellite/0"
;TunerPath = "PT1/0/Terra/1"
;TunerPath = "PT1/0/Satellite/1"
;TunerPath = "FriioWhite/0/Terra/0"
;TunerPath = "FriioBlack/0/Satellite/0"


~ ここでの注意点 ~
パスの一部について、修正前は「PT1」となっていますが、修正後は「PT」となっています。
この「1」が付いたままだと、当然パスが通らないので、チューナーを認識しません。

つまり、以下の画像の赤枠内のように、Spinelに表示されているパスと、INIファイルのパスを合わせる必要があるのですよっ><

EDCB_パス設定【補足】










あ、ハイ。
やらかしました、ゴメンナサイ(´・ω・`)



BonDriver_Spinelのバージョンにもよりますが、上記で修正した箇所の直ぐ下に以下のような記述(設定値は除く)があります。ここの設定が「0:要求しない」となっていた場合は、「1:要求する」に修正しましょう。


; 排他的チャンネルコントロールを要求するかどうかを指定します。
; これは録画アプリ向けの機能で、チューナのチャンネルコントロールを独占して
; 他のアプリがチャンネル切り替えをできないようにすることができます。
;   0: 要求しない
;   1: 要求する
RequireExclusiveChannelControl = 1


これは、サーバが予約録画時にチャンネル変更する際、視聴用アプリからのチャンネル変更要求でチャンネルが変わってしまうと、正しいチャンネルが録画できません。
この設定は、その際の優先権を持たせるかどうかという設定になります。
ここでは、サーバ側に設定するEDCBに優先権を持たせる為、「1:要求する」にする必要があります。
もちろん、1ファイルだけではなく、4つ全てのファイルに対して設定する必要があります。


<EpgDataCap_Bonの設定>
ここまできたら、今度は録画ソフトである、EDCBの設定を行っていきます。

録画ソフトの本体は、ここまでの例で言うと、以下のパスになります。


【EDCB本体のパス】
D:\PT2\EDCB\EpgDataCap_Bon.exe


起動すると、以下の画面が表示されます。

EDCB_初期起動画面.jpg







※左下に「チャンネルの読み込みに失敗しました」と表示されていますが、チューナーが「SPINEL:pT_0/S0」(BS/CSのチューナー)なので、地デジのみ設定したい方は特に気にしなくてOKです。


若干脱線しましたが、EDCBの設定をしていきます。
まず、画面右上にある、「設定」ボタンをポチッとしましょう。

すると、設定画面が表示されるので、「基本設定」タブ内の設定から行っていきましょう。
表示された画面の「設定関係保存フォルダ」と「録画ファイル保存フォルダ」を設定し、画面左下の「OK」をポチッとしましょう><

EDCB_基本設定画面









【設定関係保存フォルダ】
基本的には、デフォルト設定のままでもOKです。
ここに保存したいっ!という場所があれば、そこを指定してあげればOKです。
ここで言う設定関係と言うのは、後述するチャンネル情報や番組情報などが格納される場所になります。


【録画ファイル保存フォルダ】
表示名のままですが、録画ファイルの保存先になります。


この2箇所の設定が終わったら、一旦「EpgDataCap_Bon」を終了させます。
そして、再起動します。
(保存場所の変更は、次回起動時から有効となる為です。)


【チャンネルスキャン】
「EpgDataCap_Bon」の再起動が終わったら、チャンネルスキャンを行います。

まずは、チューナーのリストから、「Spinel:PT_0/T0」を選択して、すぐ右にある「チャンネルスキャン」ボタンをポチッとしましょうっ☆

すると、以下の画像のように、チャンネルスキャンが始まります。
環境にもよりますが、それなりに時間がかかるので、マッタリ待ちましょう(´Д`)

EDCB_チャンネルスキャン中







チューナー「Spinel:PT_0/T0」のチャンネルスキャンが完了したら、次は「「Spinel:PT_0/T1」を選択して、再度「チャンネルスキャン」ボタンをポチッとし、またまた待ちます(´Д`)

当環境では、1チューナーあたり5分ぐらいかかりました。
チャンネルスキャンに時間がかかりすぎる(30分とか)場合は、設定に問題がある可能性があるので、もう一度確認しましょう(´・ω・`)

スキャンが泊まってしまう例として、「C51」付近でずぅ~っと止まってしまっている場合、SpinelのBonDriver_PT-ST.iniの設定に誤りがあるか、iniファイルそのものが存在しない状態の為、BonDriver_PT-STの設定等を見直します(´・ω・`)


さてさて、チャンネルスキャンが全て完了したら、「設定」ボタンをポチッとして、タブごとに設定をしていきます。


【EPG取得設定】
先ほど行ったチャンネルスキャンの結果、チャンネル一覧が表示されているはずなので、「映像サービスのみチェック」をクリックしましょう。
すると、自動的に映像チャンネルのみチェックされている状態になります><b

また、下にある、

① BSは1チャンネルから~
② CS1は1チャンネルから~
③ CS2は1チャンネルから~

の3つのチェックボックスは全てチェックしましょう。
画像を置いておくので、参考にしてみてください><

EDCB_EPG取得設定










【詳細設定】
まずは、「TS データ処理設定」の「指定サービスのみ処理対象とする (UDP 送信に影響)」にチェックを入れましょう。

その他の項目は各々の設定でOKです。
ただ、「動作設定」の「最小化時にタスクトレイに入れる」にはチェックをした方が良いと思いますよっ☆
当環境での設定例として、画像を載せておきますので、参考にしてくださいなっ><

EDCB_詳細設定









上記画像までの設定を有効にするため、一度「OK」をポチッとしましょうっ☆


【EPG取得テスト】
さてさて、次はEPGの取得が行われるかどうか、テストします。
EPGの取得が出来ない(番組表データがない)と予約録画できません(´・ω・`)

最初の画面で「EPGデータ取得」をポチッとしましょう。
すると、以下の画面のようにEPGの取得が始まります。

EDCB_EPG取得中







これには結構時間がかかりますが、リストに現在放送されている番組名が表示されたらOKです。
取得後の画面はこんな感じになりますよっ☆

EDCB_EPG取得完了






当環境ではEPG取得完了後には表示されませんでしたが、EpgDataCap_Bonを再起動すると、表示されました。


「EpgDataCap_Bon」の各設定は以上なのですよっ(`・ω・´)b
なので、アプリケーションは終了させましょう><
今後は予約ソフトで自動的に起動されるのですよっ☆


さてさて、予約録画設定については、設定内容がかなり多いので、「予約録画設定の巻 前編」はここまでにしましょうっ☆
この記事を見て設定をしていただいている方々、サーバ編の設定完了までもう少しなので、頑張りましょう><

次回は、「サーバー編 予約録画設定の巻 後編」をお送りしますので、よろしければどうぞ~☆
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